ラケットって早く引くの!?|テニスの基本6ストローク
テニスのショットには、次の6種類があります。
①フォアハンドストローク
②バックハンドストローク
③フォアボレー
④バックボレー
⑤スマッシュ
⓺サーブ
どのショットにも共通しているのは、力を入れるタイミングです。
よくテニススクールなどでは、ラケットを早く引くというアドバイスを聞きます。
当たり前といえば、当たり前なのですが、いざボールが飛んでくると力が入ってしまって、ラケットを引くことを忘れてしまいます。
どうして引けないのか・・・。
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要は考え方ひとつです。
「腕は肩から」ではなくて、「腕は肩甲骨から」と意識を変えるだけですぐに治ります。
「引くのではなく、体をターンする」だけで、いわゆるラケットを引いた状態が発生します。
また、そうすることで支点が肩ではなく体幹になるので、けがの防止にもつながります。
野球のピッチャーなんかも肩を支点に力任せに投げている選手は、たいてい肩を故障しています。
でも、プロですからね。けがから復活してきた時は、理にかなった合理的なフォームになってます。
そして、しっかり構えることができれば、自然と打点に向かって徐々に力が入っていくことで、きれいにボールを処理することができます。
この状態をリラックスともいいます。
力の正体は「F=Ma」です。
加速度を上手に連動させて、最後にボールを共振させてください。
少ない力で、威力のあるボールが打てますよ。